昆布養殖事業

昆布養殖事業

海の天然資源と漁業を守るために

当社は北海道松前町で昆布の養殖事業を行っています。

現在北海道では昆布漁を行う漁業者の高齢化と、若い世代の担い手確保が課題となっています。
昆布を乾燥させる施設の維持負担が重いのも、昆布漁への参入が敬遠される理由の1つです。

菅原組は松前が創業の地であり「海の土木」をおこなっていることから、海の天然資源を守り、漁業者の雇用と収入の安定を目指して昆布の養殖事業を行っています。

養殖昆布の生産から出荷まで

昆布の養殖は11月からスタートします。

01

種付け・沈める

11月下旬〜12月上旬

種糸をカットし、ロープに取り付けます

02

生育状況確認

2月〜3月

昆布が順調に育っているか、沖に出て生育状況を確認します

03

間引き

4月中旬〜6月

昆布の成長を良くするため、決められた本数を残し間引きします

間引きの様子

間引き前の昆布

間引き後の昆布

04

収穫

6月下旬〜8月下旬

  1. 採取した昆布を船着場で決められたサイズに切り、軽トラで加工場まで運搬します
  2. 海藻などの付着物を取り除くために洗浄します
    昆布の表面の汚れを工場の洗浄機械と人の手で丁寧に洗います

水揚げの様子

採取した昆布を切る様子

洗浄の様子

05

乾燥

6月下旬〜8月下旬

専用の干し機に吊り下げて、天日干しで昆布を乾かします
ある程度乾いたら機械乾燥室に入れて干します

天日干しの様子

機械乾燥の様子

06

採寸・選別

8月中旬〜9月上旬

機械乾燥した昆布は干し台から外して、選別・加工場に持っていき山積みにしていきます
山積みの乾燥昆布を選り分け、等級別に分けられた昆布を機械で圧縮します

選別の様子

昆布を機械で圧縮する様子

07

梱包・出荷

9月中旬〜10月下旬

等級別にダンボールなどで梱包して、出荷を待ちます

ダンボールに詰められた昆布

ダンボールに詰められた昆布

ダンボールに詰められた昆布

08

清掃

10月下旬〜11月中旬

養殖を終えたロープや浮き球は干場で乾燥させた後に、感謝を込めて手作業できれいにしていきます

ロープの清掃

浮玉の清掃

菅原組の昆布養殖事業についてはこちらからもご覧いただけます
※松前町の施設の紹介もされています

  • ※シンガポールの公共放送で紹介された動画です
    全編英語になります
    13分10秒~16分20秒に当社昆布養殖事業の様子が紹介されています

株式会社 菅原組
昆布養殖事業

菅原組 松前支店
北海道松前郡松前町字福山276
TEL:0139-42-2233

菅原組 昆布養殖事業部
北海道松前郡松前町字福山2-10